花とは僕にとってメタファーだったりします。汚い花というものが存在しないように、花は美の極みである。そこに思惟的な造形やうねりを描くことで、生々しい人間っぽさみたいなものを表現したいのかもしれません。
花ではあるけれど、花ではない。花ではないけど、花である。その狭間をたえず揺れ動いていたい。