十六恥漢図

欲望や煩悩を“十六羅漢図”に見立てたシリーズ。
釈迦の十六人の高弟をモデルにして中国および日本で図像化されてきた十六羅漢図から着想を得たシリーズ。本来の羅漢が煩悩を断って、悟りをひらいた高僧=聖者であるのとは対照的に、恥漢図では食欲、色欲、金銭欲などの煩悩や欲望を露わにした現代人を描いています。